2016/09/27

おしごと

ちょっと長話。



営業中に大陸系外国人旅行者と思わしき家族御一行が店の前を通り、代表の若いお兄さんが道を尋ねてきた。

どうやらメールかなにかで予約して、住所とググ様のURLを送ってもらっているみたいでそれを見せてくるのだが、郵便番号、住所は書いてあっても昔の京都特有の通り名での住所表記ではなく、行政的町名と番地が書いてあった。

まーもちろんそんな町名ではわかるはずがないのでホテル名は、と思ったのだがどうやら今流行りのアレ系なのか、ホテルという感じではない様。見る気ではなかったのだが、メール本文にちらっと見えたのが『キーボックスがどうの・・・・』の英語が。たぶんアレフラグ確定。

で、地図を見せてよ、といって彼のスマホのググ様URLを押すも、読み込みに行ってる感じはあっても表示されず。
うーん、大陸のスマホはもしかしてググ様と相性悪いのかな?と思って、そのURLをボクに送れるかい?と身振り手振り&中学エーゴで言うと理解したみたいで、メールを立ち上げてURLを貼付け、アドレス欄を差し出してきた。
お、彼、だいぶデジタル・ネイティブじゃん、と思いながらボクの@を入れてsendするも、届かず・・・もしかするとmailサーバもある種制限されてるかも・・・的な感じ。

しかたないので、筋肉仕事でググ様mapのURLを直打ちしだすと、彼もボクのやろうとしていることがわかったようで、URLのアルファベットを一緒に声だしてくれたり・・

で、確認後ダメ元でgoすると・・・
こちらのアイポンでは地図が出た!

あー!たぶん近所の老舗○屋さんが経営している、一棟貸しのあのお家だね!ということで、ターンライトだのゴーストレートだので伝わったみたいだった。


その間に別のお客さんが来たりしたら『僕たち待ってるからお仕事して』という心配りしてくれたり、道がわかったとなれば、タコ焼きをヒト舟買ってくれたり。ナカナカ気持ちの通じ合える家族だった。


ま、話はこんな感じなんだが、気づいたこと

1 デジタル・ネイティブな世代が相手だったので、言葉のやり取りが出来なくても『デジタル用語』で何をやろうとしているのかの意思疎通が出来るんだねー。

2 一部のライトウィングレフトウィングな考え方の人たちが騒ぐ『大陸のヒトは行儀悪い』とか言うけど、こうやって心配りをしあえる人たちもたくさんいる希ガス。

3 特に海外の方を誘導するのに、行政の住所表記で案内するのは京都では特にダメで、地図もググ様に頼るだけじゃなくて画像ファイルで送るとかも必要なんだなー。


こんな感じの火曜の夕暮れでした。


※だいぶ『ボクイイ人自慢』と『政治の話を風刺っぽい感』が入っているので、気分を害したかたはゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンと謝っておきます:-P



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